M&Aとくに後継者問題の事業承継なら新日本総合事務所

電子部品大手の日東電工(6988.T)は2012年4月18日、トルコの工業用テープメーカー、ベント社を1億米ドルで買収すると発表した。現地で生産体制を確立することでコスト競争力を高める

【 2018年04月25 19:26 現在 】
リニューアルに伴うサイトメンテナンスを行っています。そのため一部ページがご利用いただけない場合がございます。
ご利用のお客様には、ご迷惑をおかけいたしますがご理解のほど宜しくお願い申しあげます。

文字のサイズ

M&A関連ニュース

日東電工、トルコの工業用テープメーカーを1億ドルで買収

電子部品大手の日東電工(6988.T)は2012年4月18日、トルコの工業用テープメーカー、ベント社を1億米ドルで買収すると発表した。現地で生産体制を確立することでコスト競争力を高める。買収は6月4日に完了する予定。欧州における工業用テープ事業の2016年度売上高を11年度比2.5倍にする計画。また同日大阪市内で開いた事業説明会で、佐久間陽一郎取締役上席執行役員は12年度の日東電工の工業用テープ事業の売上高について、11年度比で2桁の伸びになるとの見通しも明らかにした。営業利益率は「10%を狙いたい」(佐久間上席執行役員)と話した。自動車向けが好調に推移する見通しであるほかスマートフォン(高機能携帯電話)、タブレットPC向けの需要増も見込む。日東電工の11年度における工業用テープ事業の売上高は約2650億円、営業利益率は5.5%の見通し。
<買収で欧州・周辺国の事業を強化>
ベント社の11年度の売上高は110億円前後。一般工業用のマスキングテープなどを手掛けておりトルコ国内の工業用テープ市場では20─25%のシェアを持つほか、売上高の35%程度が欧州への輸出という。日東電工によるとベント社の営業利益率は15%─20%で推移している。 日東電工の欧州における工業用テープ事業の売上高は11年度で約150億円の見込み。ベント社の生産拠点を持つことで、欧州のほか中近東北アフリカ市場での事業拡大にもつなげる。また追加の設備投資も検討する。さらに今後ブラジルなど他の新興国における合併・買収(M&A)も検討し、成長市場での生産体制を強化する方針。
<12年度のテープ事業は拡大基調>
佐久間上席執行役員は工業用テープ事業の動向について「欧州の状況がひとまず安定している。東アジアの在庫(水準)も下がってきた」と話し、12年度は堅調に成長するとの考えを示した。その上で「タブレットPCなどで新製品も投入する」と話し、高機能テープの拡販を通じて営業利益率の向上を目指す考えを明らかにした。同時に「投資も緩めずにやっていきたい」と述べ、中国など新興国での生産強化も継続して進める姿勢を示した。

M&A資料「成功するM&Aの提要」のご請求(無料)

もっと知りたいときはこちらからどうぞ