Business strategy reports, business matching and M&A in Japan

文字のサイズ

M&A(Mergers and Acquisitions)

エグジット

エグジットとは何か?

日本語に直訳すると「出口」という意味があります。しかし金融の世界では特に、投資家がその「投資した資金を回収する手段や戦略」として用いられることが多いのです。これには幾つかの方法があります。一つは、投資先の株式をIPO、つまり公開して新規上場しそれを売却するというものです。しかしこれは決して簡単なことではありません。なぜならTOB規制のようなものが存在しますし、その処理も複雑だからです。さらに最近ではインサイダー取引に関して指摘されることも多くなっています。

 

M&Aによる会社売却もエグジットのひとつ

もう一つのエグジット方法は、M&Aによる会社売却というものでしょう。株式を売却するよりもこうしたM&Aの割合の方が多いと言われており、国内では年間50件以上が行われています。世界的に見ると年間2000件以上の実績があるのです。M&Aの本場であるアメリカではエグジットの約90%がこの方法だと言われています。ここで大切になってくるのは、その「タイミング」というものでしょう。理想的なのは会社が黒字を出している時ですが、その時に色んな反対を押し切って売却するのは簡単なことではありません。ですから当初から「黒字化したらM&Aで売却し、次のステップに進む」ということを明確にビジョンとして共有することが必要です。会社を持ち続けてその利益を待つのか、会社を売却してしまうことを最終目標にするのかは色々異なるからです。

 

M&A会社売却のお申込み

ぜひ新日本総合事務所の事業承継・M&Aアドバイザー支援サービスをご利用ください!