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一般社団法人の会長・理事長は代表理事と何が違う?

公開日:  最終更新日:2018/05/11

一般社団法人について調べていると、〇〇一般社団法人「会長」、△△一般社団法人「理事長」のような役職についている方がいます。

代表理事はその一般社団法人の代表権を持っている人のことですが、会長や理事長と違いがあるのでしょうか。

この記事では、その違いについてお話しします。

代表理事と会長・理事長は何が違う?

呼称が異なるだけで実態は代表理事

多くの一般社団法人で見られる「会長」「理事長」などと呼ばれる人の実態は、所属する一般社団法人の「代表理事」です。

代表理事とは、代表権を持つ理事のこと。

その人が外部に行った業務執行行為は一般社団法人が行った行為としてみなされます。

一般的に見られる「一般社団法人 会長」や「理事長」が行っている行為は、この代表理事が行う行為と同一であることが大半です。

多くの会長理事長役職名がそうであるだけで、実態は代表理事と言っていいでしょう。

 

代表理事については、「一般社団法人の代表理事とは…他の理事とは何が違う?」を参考にしてください。

代表理事の役職名変更はどうすれば?

定款で代表理事の人数や役職名を変更することができる

代表理事役職名変更したい場合は、定款にその旨を定めます。

代表理事を会長としている定款の例として、一般社団法人全国認定こども園連絡協議会の定款を引用します。

 

“役員の設置

第19条

この法人に次の役員を置く。

理事10名以上20名以内

監事2名以内

理事のうち1名を会長とし、5名を副会長とする。

第2項の会長をもって法人法の代表理事とし、副会長をもって業務執行理事とする。

副会長は、それぞれ研修担当理事、支部活動担当理事、調査研究担当理事、政策提言担当理事を分担する。

会長及び副会長をのぞく理事のうち7名は、第39条に定める支部長が選任されるものとする。”

(引用:一般社団法人全国認定こども園連絡協議会 定款

(文字強調は著者が追加したもの)

 

こちらの定款は、役員等という章の中に上記の条項を入れています。

役員の任期・報酬・権限などを定めている章に役職名についても含めるといいですね。

まとめ:会長・理事長も代表理事のこと

いわゆる名誉職の会長とは異なることに注意

一般社団法人の会長・理事長と代表理事の違いについてお話ししてきました。

一般社団法人で「会長」「理事長」と呼ばれている人は、代表理事の役職名が変更されているだけで、実態は代表理事であることがほとんどです。

代表理事は、所属している一般社団法人の代表権と業務執行権限をもっています。

権限に伴い責任も生じますので、株式会社などでよく見られるような名誉職の会長と同じ感覚で就任すると、思わぬ事態になる可能性もあるわけです。

役職名に惑わされずに、権限や責任についてしっかり理解しておきたいですね。

 

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