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M&A(Mergers and Acquisitions)

公開買付届出書

公開買付届出書とは何か?

公開買付をする人は、その公開買付開始を公示した日に、公開買付届出書を内閣総理大臣に出すという義務があります。その記載内容は、内閣総理大臣により審査が行われ、もし間違いや不備があればすぐに訂正をしなくてはいけません。では具体的にこの公開買付届出書にはどんな記載をする必要があるのでしょうか。例えば、買付価格、買い付け予定の株券の数、期間、資金というものが基本的な情報になります。さらにその受け渡しの条件記載、公開買付の目的、公開買付者とその特別関係者の株券を今どれくらい保有しているのかということも詳細に記載する必要があります。

 

説明書交付

同時に重要になるのは「説明書」の交付というものです。つまり公開買付をするにあたり、事前に公開買付と一緒に公開買付説明書を売付候補者に渡さなくてはいけないのです。これは募集とか売り出しを行う時の、いわゆる「目録見書」に該当するもので、投資家の投資判断を助けるものとなるでしょう。公開受付者は、内閣総理大臣に公開買付届出書を出した後すぐにそのコピーを対象者、証券取引所に送る必要があります。この送られたコピーというのは、証券取引所などに保管されますが、一般の人でも閲覧することが可能になっています。

 

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